カセットコーダー / ラジオカセット 1985年9月

投稿者: | 2021-11-02


前回のご紹介が1月版、今回が9月版ですから、間違いなく1冊は飛んでいます・・・

 


カセットケースサイズウォークマンの新製品です。WM-101:26,000円。
専用ニッカド充電池、いわゆるガム型充電池を採用したのが最大の目玉です。充電器や単3電池用ケースもついています。流石ソニーですね。
どんどん進化してきて、もはやオートリバースは当たり前。付属のヘッドホンはMDR-E212。
VHF、FM、AMも受信可能なWM-F101:35,000円も同時発売。

WM-30、WM-F30はもう旧型になってしまいました。早い。
WM-20、WM-F20が消滅です。

 


WM-F5の後継機種、新スポーツウォークマンWM-75:27,000円。

 


カラフルで低価格なWM-55、21,000円。4色から選べてオートリバース。別売のラジオパックが使用可能。ちょっと安っぽかったWM-17からかなり進化しました。こちらは消滅。
WM-F15の後継機、WM-F55。オートリバース+VHF、FM、AMラジオ。
スピーカー内蔵のゼロハンシリーズ、WA-77、WA-66は継続販売。粘ります。

 


レコーディングウォークマンのコーナー。
WM-W800はなんとダブルカセット仕様。42,000円。上部には録再側の5個、再生専用側の4個、計9個の操作ボタンが並んでいます。圧巻!
そしてWM-R15の進化系、WM-R55。お値段は据え置き。バイノーラル録音が出来るヘッドホンマイクは廃止され、NUDEタイプのヘッドホンとワンポイントステレオマイクに分かれて付属となりました。WM-R15も継続です。

 


録音可能でラジオ付きのWM-F65をオートリバース化したWM-F85が登場。WM-F65も継続です。
WM-F15は消滅しました。

そしてプロフェッショナルコーナー。
割と最近追加されたWM-DDIIの姿がありません・・・やはりコンセプトが中途半端だったか。

 


さて、ラジカセコーナーです。すでに疲れてきました(笑

Wキッド。グライコ搭載のCFS-W90が追加。なんと音声多重対応でVHFに加えてUHFも聴けます。
音声多重、UHFと聞くとZIPBAP MXを思い出してしまいます・・・

ややスリムで廉価版のCFS-W50も新登場。

 


両面倍速ダビング搭載のCFS-W600はCFS-W660にマイナーチェンジ。49,800円から54,800円へ。VHFの受信が音声多重仕様に。UHFは非対応。

ディスクマンD-50に赤色が登場ですね。

 


CFS-W600はそのまま継続。
ツイン録再リバース、スペアナ搭載の高級機、CFS-W900、89,800円。

 


みなさん、よく見てください。これが原点です。初のCFD型番。
そうです、ソニーの初代CDラジカセ:CFD-5が登場。108,000円。
タイトルは・・・ディスクカセット?

 


防水ラジカセ、CFS-V75。DIGITABLEシリーズからちょっぴりブサイクなZX-3ZX-5が消滅です。

 


シンプルなシングルカセットのシリーズ。愛称はありません。
CFS-V11を追加。29,800円。高額な製品ばかり見ているからかなり安く感じます。

 


短波WAシリーズにWA-6000が追加です。
そして新カテゴリー「テープで目覚めるクロックカセット」TCM-C10。

YOKOHAMAの3機種すべてがなくなり、ブランド消滅しています。

 


さて、モノラルカセットコーダーのコーナーです。ちょっと息切れしてきました。コーヒータイム。
はい、ビジネス用モノラル機では初めてじゃないでしょうか、オートリバースのTCM-9が新発売。
TCM-6がフラットマイク化されてTCM-6DXにマイナーチェンジ。
フェザータッチオペレーションが特徴だったTCM-7が終了。メカニカルボタン式で十分だったということでしょうか。

 


ステレオプレスマンの新製品、TCS-450、20,600円。安いですね。垢抜けたデザイン&黒白の2色展開。
代わってTCS-370、TCS-350が消滅です。
TCM-232はTCM-838へバトンタッチ。
TC-D5Mは従来はカセットデッキカタログの裏表紙に掲載でしたが、こちらに引っ越したようです。

データレコーダーには新型番、SDC-500が新登場。1200ボーとか2400ボーとか懐かしいですね。

アイテムがめちゃくちゃ多いカタログでした。

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