コンパクトディスクプレーヤー 1987年9月

投稿者: | 2021-11-02


CDプレーヤーファンの方、お待たせしました。1987年モデルの登場です。今回はオシャレ感を取り去った正統派なカタログに戻りました。グッド!

 


今回も新基軸が満載です。

 


CDP-557ESD。

・8倍オーバーサンプリング
・18ビットデジタルフィルター
・18ビットデュアルD/Aコンバーター
・555ESDで採用されたジブラルタルベースを引き続き採用
・SサーボII
・アコースティックシールド
・オプチカル・デジタルアウト

機能面では、

・カスタムファイル
当時、展示会で見た時に「アルファベットが表示できるんだ~」とちょっと感動した覚えがあります。カスタムインデックスは、FILEボタンを押すことによって好みの位置にインデックスが打てるのですが、設定後に巻き戻し・早送りキーで0.15秒単位で調整ができるという念の入れよう。

・デジタル処理によるソフトミューティング回路
一時停止したりする際、タイミングによっては「プツッ」っという音が出てしまいますがそれを抑制。

そしてそして、ソニーのCDプレーヤーとしては初めてサイドウッドが付きました。かっちょいいですね。

CDP-111で初採用され、もはや伝統となったリモコン電動ボリュームも搭載。
555ESDでは12.8Kgだった重量も、今回はサイドウッド含んで18.5Kgへ。ますます重量化しています。

お値段は555ESDより30,000円アップの180,000円。まさにバブル機ですね。


弟分のCDP-337ESD:89,800円。
中級機ではありますが、ほとんど機能を削っていません。8倍オーバーサンプリングやGベース、カスタムファイル、光出力も装備。かなりのお買い得モデルと思います。重量も12.8Kgと、555ESDと同じ重量となっています。

 

末っ子のCDP-227ESD:59,800円。
これもかなり充実しています。
・4倍オーバーサンプリング
・SサーボII
・セラデッドベースユニット
・大型インシュレーター
・カスタムファイル
・光出力
・リモコン電動ボリューム
リモコンはRM-D650で、557、337、227で共通です。
コストダウンのため、再生キー、一時停止キーにLEDが無く、ディスプレイ部に表示されるタイプになってしまいます。


CDP-950:49,800円
カスタムファイル、本体20キーを搭載。電動ボリュームもついています。

 


フルサイズモデルの最廉価版、CDP-750:39,800円。タイマープレイとカスタムファイル、そして電動ボリュームは省略されていますが、意外と安っぽさもなく、いい感じじゃないでしょうか。ディスプレイ部もかつての502ESに似ていてナイスです。

 


ミニコンポサイズのCDP-M55:32,800円。CDP-M30よりも7,000円ダウン。
横一直線の16曲ミュージックカレンダー。ちょっぴりチープな新タイプのリモコンが付属します。
前作は液晶表示でしたが、再びFL管ディスプレイに戻っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です