TCD-D10 1987年12月

投稿者: | 2021-12-16

据置型を出したなら、やはり可搬型も。デジタル・デンスケの登場です。

デザインはカセット版のTC-D5/D5Mを彷彿させます。
ただ丸窓の針式レベルメーターは流石に無理だったかな。


録音日時の記録機能。編集にも重宝しますが、記憶の再現にも重宝します。
可搬型のレコーダーともなりますと付属品はせいぜいケースとACアダプター、あってもバッテリーと
云うところですがこれは違います。何とマイクロホンも付属です! しかも申し訳程度のものではなく、
かなりのものです。(元になったECM-959はコンシューマーモデルの中上位機種相当品。)

更にマイクグリップ兼用のリモコンもついて、この価格設定は破格かもしれません。
あとはヘッドホンのみ用意して。初心者にも嬉しいフルパッケージ。 Let’s sound hunting!!


とにかく録って録って録りまくって、それから自分の録りたい物に合わせてあれこれ変えてみる。
オプションとはそういうものです。


筐体の大きさはほぼB5サイズ。実は同時期に他社からA5サイズのものが出ていましたが、闇雲に小さくすれば
いいのではないものと思います。
ボタンやつまみの大きさ・配置、使用状況に応じた機能など使い勝手が良くなければいい道具とは云えないからです。
ライブレコーディングの価値を知っているが故の筐体の大きさ。信頼の証かと。

追記
生産ロッドによっては、SCMS(シリアル・コピー・マネジメント・システム)が対応になっているのも存在するとか。
梱包箱並びにカセットドアに対応済のシールと添付資料がついているとのことです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です