カセットデッキ 1981年1月

投稿者: | 2021-11-02

今回はカセットデッキ総合カタログです。


最初のページはDOLBY NR-Cを搭載したTC-FX6C(69,800円)、TC-FX5C(59,800円)です。

一万円の差は
・デジタルカウンタ or ぐるぐるカウンタ
・AMS(自動頭出し)有り無し
・ヘッドホンボリューム 有り無し
のようです。

ちなみにAMS機能付きデッキは、ヘッドが半分だけ下がった状態でFF/RWDを行って選曲動作をします。この仕組みを流用?して、一時停止時にも半分DOWN状態となり、一時停止解除で素早く録音・再生状態に移行できます。AMSなしの機種はこの動作ができないため、一時停止時は停止時と同じフルダウン状態となり、素早い復帰動作ができないのです。(のちのK555ESX等は選曲機能が無くても半分DOWNします。)

DOLBY-NRについてですが、私はあまりヒスノイズが気になることはなかったので通常はOFFで録音していました。持ち運び用のSTEREO PRESSMAN TCS-370にドルビーがなかったのも理由の一つです。

 


はい、こちらはDOLBY-Bモデル。
TC-FX7は薄いだけでなく、どこか洗練されたデザインですよね。流石です。最上位機種ですがFX6に有るAMS機能はFX7にはありません。というか、最上位機種に選曲は要らないですね。。。

で、今見ていて気づいたのですが、LEDメータの右にある「REC」ランプ、わかりますでしょうか。

録音時は普通にRECボタンが点灯しますよね、これは一体。。。

FX6,FX5は前のページで見ましたので、FX4に行きましょう。
こいつはLEDメーターでなくVUメーター、かつテープ操作キーが1枚物のシートタイプで、しばらく使っていると色が剥げてきます。押した感触もグニュっとしていて特に録音ボタンは縦長で細いので押しにくかった思い出があります。

 


出ました、みなさんご存知、TC-K777です。説明は要りませんね。右下にミキサーMX-1000がひっそり。

 


K二桁シリーズと言えば良いのでしょうか。デカいですね。K77Rにいたっては高さ155mm(他は130mm)。無骨に見えますがすべてロジックコントロール+LEDメーターのハイテク機なんですよ。K75,K71が3HEAD、K77Rは型番通り、オートリバース。

 


前ページの続きでK61、最廉価版ピアノタッチキー採用K22、そしてUシリーズ?記憶にないです。LEDメーターが縦型。
カセットデンスケはいつか単品でご紹介します。エスプリTC-K88。今でも大人気!

 


裏表紙です。えー、まずはヘッドホンのMDR-5a,MDR-7。軽いのにいい音してました。スポンジがすぐポロポロになりました。ミキサーはMX-777,555など。777と555ってミキサーにもあったのか。
プログラムタイマーPT-77はシステムステレオSessionとしてTA-AX5、ST-JX5と組んでました。PT-55、いいでしょう。

下半分です。リモコン類いきます。RM-80はワイヤレス,RM-65はレコードプレーヤー(またはTC-PB5)とのシンクロ用,RM-50がワイヤード,RM-70はK77R専用。
クリーニングキットKK-3(良く使ったなぁ~涙)
懐かしデザインのカセット達、METALLIC~BHF。

いかがでしたか?
次回もお楽しみに。

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