サウンドセンサーdo!よりもシンプルな4グレード(3+1)で構成されます。
GR-7:松グレード
GR-5:竹グレード
GR-3:梅グレード
(GR-1は全くの別構成ですのでちょっと置いておきます)
今回はレシーバーアンプ+レコードプレーヤー+スピーカーのセットとなりました。
グレード間の差は少なく、システムリモコンについても全グレードが対応していて、RM-S5と組み合わせるかどうかで選択できます。シンプルですね。
do!までは電源スイッチは丸型でしたが、今回からおそらくTC-K777で初採用の角型タイプのものになりました。
入力切替ボタンはTA-AX8に似たデザインです。リモコン対応のためのリニア電動ボリュームは青いバーがヌーっと動くタイプ。後のTA-AX4も同じような仕組みだったと思います。
チューナー部には個人的に憧れだった局名表示版を採用、FMとAMで点灯色が異なります。周波数もデジタル表示。良いですね。
プレーヤーはデッキとのシンクロ録音が可能に。
RM-S5付属のリモートコマンダーにはテレビ+ーキーが存在していて、ST-79Aを制御できるようです。(Aが付いていますね)。
専用ラックにはヘッドホンとマイクのジャックが装備されました。これは便利です。ラック側のヘッドホンプラグをレシーバーに挿したままにするとスピーカーへの出力が常時カットされてしまうじゃないかと思いましたが、do!のときには無かったSPEAKER A/B切替が付いていますので大丈夫です。
簡単にスペック比較してみます。
<レシーバー>
GR-7(STR-S5):60W+60W・サウンドエフェクター・パワーインジケーター
GR-5(STR-S3):40W+40W・サウンドエフェクター
GR-3(STR-S2):35W+35W
チューナー部はすべて同一スペックです。
<プレーヤー>
GR-7(PS-550):クオーツロック・フルオート・XL-200G・オートサイズセレクタ
GR-5(PS-350):サーボロック・フルオート・XL-150G・オートサイズセレクタ
GR-3(PS-350):同上
大きな違いはありません。
<スピーカー>
GR-7(SS-L550):3ウェイ・100W・27cmウーファー
GR-5(SS-L350):3ウェイ・70W・25cmウーファー
GR-3(SS-L250):3ウェイ・60W・20cmウーファー
これも大きな違いはありません。
さて、こちらはGR-1。ご覧の通り、サウンドセンサーdo!のC-707そのまんまです。いや、そのまんまという訳ではなくて・・・
・配色に青を採用、新型ラックを用意
・プレーヤーのみGR-7、5、3と共通デザインの新型セミオートタイプ
茶色系のGR7、5、3よりかは新しい感じがします。
少し前に登場したデジックデッキ群です。お好きなモデルをどうぞ。FX5がおすすめです。
GR-1用にTC-K22も掲載されていますが、これだけ丸型電源スイッチ・・・FX4にしましょう。
プログラムタイマーはPT-60のみの展開です。PT-59にRM-S5との接続端子を増設し、若干の意匠変更(電源ボタンとタイマーボタン上部に色差し)。RM-S50、リモコン受光部を延長できます。
しかし今気づいたのですが、プログラムタイマーPT-60とTVチューナーのST-79Aの2つは電源ボタンが正方形。まだサウンドセンサーdo!の時代のままなんですね。ちょっと統一感がないです。