業務用カタログが新しいフォーマットになりました。
ご覧の通り、SL-F11をベースに業務用化したベータマックス。310,000円。
裏面には33Pリモートコネクタがありますから、編集機とつなげそうです。
業務用独自の8Pテレビ用コネクタも装備。
折角なのでオリジナルと比較してみましょう。
電源を入れずに撮影している点が業務用カタログらしいです。また、印刷品質もよろしくありません(笑)
えー、チューナーが無くなっています。音声多重インジケータはRX入切に。これは何でしょうか。
リモコン受光部はありますね。
タイマー予約は残っています。パネル内スイッチもステレオ・二重音声がRXとなっています・・・
入力切替ですが、チューナーが無いのにもかかわらず「テレビ」とはどういうことなんでしょう・・・カメラ端子がないので「カメラ」は無し。結局「外部入力」しかありえない気がするのですが・・・
「入力切替」に「テレビ」があるという点について
SLO-420の背面に「TV(モニター)端子」があります。
この端子は、TV(モニター)と接続して、映像の入出力と、音声(モノラル)の入出力が、ケーブル1本(8ピン)でできます。
ピン配列は、CVM-1370の「VTR」端子として詳しく載っています。
https://bouya.officew.jp/wp-content/uploads/1983/12/sony-9-0937.jpg
つまり「テレビ」に切り替えると、「TV(モニター)端子」から送られてきた映像と音声を記録できます。
昔のテレビとVTRには、チューナーを共用する(裏番組録画はできない)システムアップを想定していたモノがあったわけです。
テレビ側から映像・音声が送られてくるのですか、なるほど!8ピンを採用している意味がわかりました。謎がとけてうれしいです。こんなマニアックな疑問に回答をくださるとは、ありがとうございます。