GCS-50 1985年

投稿者: | 2021-11-02


GCS-1と同時発売のハイバンドベータ電子編集機です。宣伝用ビデオや社内広報ビデオなど、これでじゃんじゃん作ってください。


専用の編集コントローラはRM-E50。
この白基調のデザインはDSR-45などのDVCAMやVHS機のSVOシリーズなどに引き継がれていきました。

 


スイッチ類が使いやすそうです。LED式レベルメータもナイスです。惜しむらくはいつも私が気にしている点、操作ボタンが自照式でない点です。再生・早送りなどの動作表示は蛍光管内にまとめられてしまっています。430,000円なのだからなんとかならなかったかな。RM-E50と併用する前提だからカウンタの下に表示されたほうが実は見やすいのかもしれません。
裏面にコントロールL端子がありますが、ちっちゃく”F”の文字。なにか違うのでしょうか・・・


時期的に考えて中身はSL-HF900なのでしょう。しかしジョグ・シャトルはなんかしっかりしていそうな感じがします。
そしてRM-E50です。アッセンブル編集は64プログラムが可能。HF900はIN-OUTが一組だけです。同じ内容のテープが複数作成できますね。


録画はβIsとβIIが可能。水平解像度は270本となっていますがこれは「ハイファイOFF」となっていて、やはりハイファイONだと若干画質が低下してしまうのでしょうか。

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