遂に当ブログもこの機種にたどり着きました・・・
同じベータマックスであるにもかかわらず、SLではなく新しくEDVという型式を与えられたEDベータ1号機。
HF3000よりもさらに分厚く、サイドウッドとインシュレーターを標準で装備。なかなかの迫力です。
ただ、クリアのパネルがプラスネジで止めてありますが、K777などのカセットデッキのホルダーのように六角ネジだったらもっとカッコよかったかな。
さて性能については省略しまして、細かい機能を見ていきたいと思います。基本構成はSL-HF3000と同様ですね。
・EDBetaインジケータ:HiBandやBetaHiFiインジケータとは別に、中央にドーンと置かれています。確かカセットの検出孔による自動切り替えだったと思います。
・デジタルピクチャー機能:SL-HF1000Dと同等のものを搭載。展示会で触ってみた時の話ですが、スチルやスロー再生時にいちいちデジタルに切り替わるのがなんとももどかしく、違和感がありました。多少ぶれたり震えたりしても良いのでHF3000のようにそのままを出してもらったほうが落ち着きます。
・S端子(Y/C入出力):EDベータとS-VHSから付きました。
・リモコンOFF:リモコンコード設定はVTR1、VTR2、OFFに切り替え可能。地味な点ですが不用意にリモコンに反応しないようにできるのは良いですね。
・相変わらずアンテナのテレビ・ビデオ切り替えが付いていますが、EDベータを1CH、2CHで見る人は流石に居ないと思うので不要な気がします。ただ自動切り替えは無効にできるので問題はないですが(VTRボタンを押しながら電源ONだった気がします)。
HF900MKII用のRMT-142、SL-HF3000用のRMT-147、EV-S800用のRMT-423と続いてきたワイヤレスエディターの4代目、RMT-163です。
S端子に対応したセレクター、SB-V700。
学習リモコン、RM-E1V。
S映像をRGB(21P)に変換するYR-421。
大変貴重なカタログ資料を気前よくシェアしてありがたいです、かつてジャパンナンバーワンの誇りを持つ電子遺産をネットというカタチを通して末永く伝わていくと思います~
はい!気前よくシェアしてます!
喜んでもらえているコメントを頂くと凄くうれしいです。スキャンが大変でしたけれど頑張ってよかった!
うわー、なつかし。
昔、電機屋さんでアルバイトしていた時に1台販売させて頂きました。昭和63年8月ですね。
ある時、物静かな方が来店され、一番良いビデオデッキはどれでしょう?と尋ねられたので迷わず「ソニーのEDV9000だと思います」と即答しました。
日中は特にやる事がないのでカタログを読み漁ってましたから、それで得た知識をあれやこれやと1時間以上も説明し、その時は、その方は帰られました。
で、1~2週間後くらいだったかな。再度ご来店頂き、「これください」。その他にもテレビや冷蔵庫などもまとめてご購入頂き、当時の価格で50万円くらいお支払い頂いた記憶があります。
当時、東芝から派遣されていたセールスヘルパーの方がお店に居たんですが、「この機種は売れたとしても年に1台、有るか無いかくらいの機種だ」と言われたのを今でも覚えています。