EDV-9000 / EDV-5000 1988年2月

投稿者: | 2021-11-02


EDベータ2号機、EDV-5000が新登場。189,000円。

 


なかなかシンプルでスマートなデザインでグッド。サイドウッドも標準で装備、オーディオ機器に非常に合いますね。
再生、送り操作などの主操作キーが、使用頻度の低いスイッチ類を内部に収めるフタに付いているちょっと変わった設計です。

 


リモコンもシンプル。フタの内側におそらく録画予約系のキーが並んでいると思われますが、なぜか写真も説明もありません。抜かりのないソニーのカタログにしては珍しいです。

 

EDV-9000 / EDV-5000 1988年2月」への6件のフィードバック

  1. 大石良雄 おおいしよしたか 本名

    拝啓 初訪問よろしくお願いいたします。
    現在全くのホビーでプライベートスタジオ(PS)を18歳から構築してほぼ47年になりますが、ソニーとの付き合いは1973年からオープンリールデッキが最初でした。後に1977年「B1-SL7300」から今日まで50台以上の録画機を使いましたが現在でもソニーは「EDV9000/EDV5000/DV&SVHS/DVcam/8ミリ/HV-B/ノーマルHifi/PCMプロセッサー」等など現役ですが、、、正直もう少しソニーはメカが強いと思われたが予想以上に弱い。特に「Bはノーマル、HV、ED-B」とトラブルが多くほとんどは「テープが出てこない」のです。かつてのJ9もそうでしたね。更に「DVも非常にもろく」取扱いにとても神経を使います。またおかしなトラブルとして「突然通電しなくなる=しかもしばらくほったらかしておくとまた通電」したり。取り扱いには最新の注意を機払い温度湿度も注意して変なテープ等かけた覚えも無いが、、、正直「旧三洋、三菱、日立、東芝」等もメカが弱かったがある意味ソニーはそれ以上に「やんちゃで癖が多い」と感じます。またソニーの残念な部分は「1980年代、アメリカ名門のMCIを買収」し傘下に収めたが、せいぜいVCF内蔵のコンソールが1つ程度出たくらいで終了。その後のリサーチで何も残されていない事が確認。一体何の為にあの名門を買収したのか?  更にその後「名誉ある放送業務用機器からも大半撤退し、世界のスタジオ定番3348SXや1630等も撤退し、世界のスタジオ関係者からの怨嗟の声を随分と聞きました。如何にプロツールㇲが席巻し幅を効かせても「世界のプロ放送現場を押さえる事は、地球を押さえる事と同様」なのに何を考えているのか、、、現在自分のPSでも旧機器のメンテ&リペアは相当に苦労していて、おそらくは溜まり溜まっている旧ビデオテープ(VHS含む)は死ぬまでデジタル化は出来ないでしょう。中には旧機器をリペアしている業者もいるにはいるが、何処もあまり信用できるとは言えず費用も非常に高い。業者に頼む事等は著作権法上絶対に無理なので一人でやるしかありませんから。なお当方「オーディオや録音機器はとうにソニーは主役から降りて、ローランド、ヤマハ等が主役」です。こうしたホビーはまさに「地獄に片足突っ込むのと同じであり抜けられません」サイトヘッド様やほかの皆様はどうしておられるのでしょうか? ぜひぜひサイトヘッド様やご訪問の皆様のご意見や体験をお聞かせいただけたら幸いです。敬具

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  2. GON-HK

    ベータ方式に多かった「テープを取り出せなくなる」という現象はある意味宿命的な処があります。
    というのも、ベータ方式は通常の早送り・巻戻し状態でも常にテープをヘッドドラムに巻き付けている
    状態だったと云う点があったからです。確かに再生動作への移行はスムーズでしたが、早送り・巻戻しでの
    高速回転時において、テープを引っ掛けやすい状態になってしまうという欠点もあったからです。
    自分はベータ方式のビデオに関してはアイワのアビマックス(型式失念・ソニーでいうベータプラスみたいに
    デッキ本体+Hi-Fiアダプターのセットになっていた機種)とソニー・SL-2100(型式からだとノーマルタイプと
    思われるが、実はSL-HF3000に匹敵するベータマックス15周年記念モデル)の2機種だけなので、余り実感は
    ないけれど、どちらの機種でも1回取り出せなくなった現象はやってます。
    一方VHS方式は(S-VHS以降ですが)東芝・A-L91、ビクター・HR-20000、東芝・A-HD2000(ビクターからの
    OEM・D-VHS)の3機種ですが、こちらでもやってます。ただビクターの機種に関しては別の要因が。
    (該当機種及びW-VHS・HD-W1(OEMで出していたパナソニック・日立の該当機種も含めて)に関しては
    テープ挿入口をシーリングフラップで密閉。このフラップ機構が壊れやすくでテープ取出不可の現象が。)

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  3. GON-HK

    業務用音響機器に関してですが、MCI同様アナログテープレコーダーの頃に鎬を削っていたSTUDER,AMPEX,OTARI。
    現在はというと、STUDERに関してはデジタルコンソールでの知名度はあるにせよ、AMPEXは航空機設備主体に。
    OTARIに至ってはヒビノと似たような業務形態(プロツールス)になっている感がします。
    デジタルオーディオ機器に関しても、媒体がテープの頃にソニー以外で三菱電機もあったと思ったのですが、
    (記憶が確かなら、オーディオフェアが池袋で行われた頃にスピーカー・2S-3003の試聴を別会場でやったのですが、
    その際に自社のデジタルレコーダーをソースに使っていたことが。)民生用製品の撤退と同時期だったかと。
    ただ自分が思うに、1980年代からのデジタル・ムーブメントは「日進月歩」ならぬ「秒進分歩」なところもあり、
    業務用音響機器から民生用機器にフィードバックするための(こういう云い方はかなり酷な云い方になるのですが)
    いわば「実験台」めいた感が否めないと。各機器第一世代で終わってしまうというのはそういうことかも知れません。

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  4. 大石良雄 おおいしよしたか 本名

    拝啓 GON-HK様には何かと貴重な情報提供並びにご指導頂き感謝いたします。
    上記にありました三菱プロオーディオは当時「SONY ステューダーグループのdashフォーマット=24ch&48ch」に対して「PDフォーマット=32chが存在しOTARIがグループ」でしたね。価格は3348が3800万、三菱X880やOTARIが1600万前後」と相当開きがありました。またアカイが「A-Damなんてぇ独自規格の12ch」が評判が良く、この後「VHSメカや8ミリビデオメカ」を使ったMTRが出現します(当時ベスタファイアがBビデオメカを流用したMTRを発表しましたが発売はされませんでした) ご承知の通りこういった「駆動、稼働メカを備えたMTR(マルチトラックレコーダー)やDVメカを備えたビデオムービーは非常にメカが複雑で弱く皆苦労した様子で
    自分は「全てはプロツールズ(先祖はサウンドツールズ)に代表されるコンシューマー民生用PCを使ったDTM=デスクトップミュージック あるいはDTV=デスクトップビジュアルに問題が在ったと確信します。当然両者には「専用機なる物=フェアライトCMI シンクラヴィア、オーディオフレーム」また「RolandなどのDV-7」始め専用スタンドアィローンが存在していましたが、これすら現在風前の灯、、、、かつて山下達郎は自己サイト内で「民生汎用機器で商売させるんだから、SONYなんか夜中でも修理に来たけどプロツールズはそんなの知らないと。酷いよね」と。彼が言うのは「民生用PCとはあくまで民生用であり、バックアップをうるさく取れ取れ言うのは、やはり信用できないから」と思われます。考えれば恐ろしい話で現在世界のスタジオ、ポストプロ、ブロードキャスティング等はこういう危険な状態で商売している。ご承知の通り「アナログとは? 例え一部分駄目になっても其処を避ければ使える」のに対して「デジタルは全滅します」ね。この恐ろしさは経験しないと解って頂けない怖さです。更に近々「スマフォなんてぇおもちゃ」で音楽や映像をいじくろうとか、スマフォで聴ける様にマスタリングされる音源もあり由々しき事態と考えます。
    別段スマフォが全て駄目とかファッショ的な事を言うつもりは無いが「TPOをわきまえてほしい」です。そんなにスマフォが良いなら何故皆様放送局やポストプロでメインに使わないのか? それは皆リミットが解ってるからですね。(ちなみに自分は未だ携帯電話はコモドドラゴン=ガラパゴス生息であり、スマフォ予定はありません=あくまで電話ですから)  こうした世界や世論の動向から、どうしても現在は「HGオーディオマニア、HGビデオマニア等が大変肩身の狭い想い」を強いられ、メーカー名門もどんどん無くなっていく。しかしこういう風潮を放置したら「高い感性を持つ耳の良い若い連中が育たず、安物の音や映像に感化され、感性まで安っぽくなる」のが恐ろしい。自分の好きな某指揮者さんの自宅にはオーディオセットすら無いっと言うのには驚かされました。
    現在プロツールズメーカーは当然ながらビデオ映像関連も手中に収め、もはや天下統一天上天下唯我独尊です。つまり古い物は捨て去れ、諦めろと。もしかしてこれは正しいのかもしれません残念ながら。しかし不思議なのは「国立フィルムセンター」等がフィルムの保存に血眼になっていますが、あの連中は「再生する映写機」の事を解っているのか? ここら辺が公務員の限界ではないでしょうか? 映写機の寿命こそB/VHS/DV処では無いはず。もしも自分が同じ立場なら夜も眠れません。補修部品や技術者はどうするのでしょうか?  既に映像2025年危機も迫る中、一度我々は真剣に考えね必要を強く感じます。今後とも勉強させて下さい。 敬具

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  5. ラーマ

    貴重なカタログの投稿、有難うございます!
    画像を拡大できるので とても見易く、胸トキメいちゃいます。
    私は、手に入れた物を「飽きるとポイ」のタイプなので、保存してくれていたことが有り難いです。

    消費税導入前は、各メーカーも開発に十分な資金投入ができたのだと思いますね・・・。
    消費税が5%に上がってから、25年も不景気なのは日本だけです。
    消費税は、どーも社会保障には23%しか使われていず、残りは大企業の法人税減税などに使われているそうです。
    これでは、SONY などに高精度な部品を提供できていた中小企業が倒産してゆくのも無理はありません・・・。

    でも今年は自民党内の積極財政派が財務省の誤魔化し技に気付き、来年度概算要求を、国民に寄り添う形にできました。「骨太の方針2022」を、緊縮財政を継続しようとする財務省の手から取り戻したんです。

    ですので、SONY さんも来年はまたED Beta のような高級機を開発・販売できるようになると思います。
    もうこれ以上、優秀な日本企業が海外の企業に乗っ取られるのはイヤです。

    Made in japan の栄光を、あなた様のカタログ資料により知ることができました。

    有難うございました。

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    1. ソニー坊や 投稿作成者

      ラーマさん、お褒めの言葉ありがとうございます。
      ネット上には所有カタログの紹介記事など良くありますけど、内容が読めるものは少ないです。やはり内容を読んでもらいたいので、画像サイズとバランスをとりながらできるだけ読めるようにしています。

      中小企業が日本を支えてきたのは間違いないですね。
      ほんと経済って難しいです。いったい本当の敵は誰なのでしょうか・・・Z省か、はたまたその裏に・・・

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