工場を訪ねるシリーズ。今回はソニーPCL株式会社。
普及することなく消滅したアナログハイビジョン。ソニーではアナログハイビジョンの製品にはHDVSと命名していました。
しかし大量のHDVS機器が無駄になってしまったでしょう、残念です。
アナログの方が柔軟に性能を上げやすいのかなとも思ったりします。そうでもないのかな。。。
HDVSモニターの横にあるのはNECのTVチューナー内蔵PCディスプレイ、PC-TVシリーズじゃないですか。懐かしい。
CDP-R1 / DAS-R1。
デジタル機器って、従来のアナログ的要素と数学的な要素、両方からのアプローチが必要ですから手間が2倍な気がします。
レコードの場合だとレコード盤の素材、針の素材などで可能性としてはシンプルに広がっていく気がしますが、デジタルの場合、使い手としては便利にはなっていくけれど、内情は16ビットだ20ビットだ、演算方法はどうだとか、新規格登場!とか、なんだか難しいです。それでいて、最終的には「アナログテイストを加えて自然に」なんてことをしなきゃいけないわけで・・・
データコピーする場合なら、エラーチェックができますから「NGだ、再送してくれ!」って具合に完全を保てるけれど、D/Aコンバーターまでくると、内部でどれ位正確にアナログ変換しているか、変換ミスや変換ロスはどれくらいかなんて検証のしようがない。最後は耳、つまりやっぱりアナログなんですね。
DXC-M7です。かっこいい。これも欲しかったなぁ、こんなの買って何を撮るんだと言われるとちょっと困るんですけども。
新製品ニュース。
来ました!EDC-50。単品カタログを持っていたけど、紛失しました・・・
中古のEDC-50を使っていましたが、末期はレンズマウント部分が割れました。ぶつけたわけではないのですが、肩が疲れてきたときにレンズ部のグリップで本体を持ち上げたりしすぎたのが原因かな。
こんなにかっこいいカーオーディオ、あったでしょうか。ナカミチとかも良かったですね。最近はケバくて安っぽいものばかり。青LED使いすぎ。純正オーディオ・カーナビの方がまだ良い。ついでに言うと、青LEDのデイライトはダサい。またディスってしまいました。いかんいかん。
実は自分、写真の製品では無いのですが、一時期(1994~2004)ソニー関連の業務(開発/設計)をしていたことがありまして、
内半分がカーオーディオだったのですよ。しかも、殆どがパネルの設計。無論青色LED版もありましたが。(苦笑)
自分が言うのも何ですが、確かに青色LED版は見づらいとの不評(特にデザイナーからは)はかってました。
構造設計者ともせめぎ合いながら、まあ何とかGOサインをもらったのも今となってはいい思い出かな。
追伸:文中内に書いてありましたEDC-50の件、近日中に送付します。