海外のカタログって、低価格の機種が先に来るんですよね、日本とは逆で。現地ディーラーの希望があってそうなっているんでしょうけど、どういう文化の違いがあるのでしょうね。
さて、TC-K44。国内には無いモデルです。K22をベースにLEDメータや押しボタンを使用して近代的にしたモデルみたいです。
後半のFeaturesのページで見ると、他にも
・録再ヘッド:SDヘッド vs S&Fヘッド
・サーボ:電圧 vs 周波数
・REC MUTE:なし vs あり
・カセットバックライト:なし vs あり
・ヘッドホンボリューム:なし vs あり(※追記)
といった違いがあります。
使用モーターはK22、K44とも1つ。たった1つでキャプスタンもリールも回すのですね、シンプル!
ところでK22ってカセットバックライトが無かったのでしたっけ。正面から照らすタイプのK666ES以外ではあまねく採用していると思ってましたが、気になったのでK22の画像検索をしてみましたら、電球で光る部分は・・・銀色にして見やすくしているだけ。これまたシンプルです。
TC-K81は国内モデルのK75と同一に見えます。80番台にすることで「最高級ですよ!」ってのをアピールしたかったのかな。
ちょっとどうでも良いですが思いついてしまったので。
国内版カタログの場合、LEDメータの状態はほぼ統一されています。わかりますでしょうか・・・素子の点灯状態がこういう感じ。
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これって再現するのは結構難しいと思うのですが、どうしてるのでしょうね。ピークホールドができる機種ならともかく、それが無い機種だとピークレベルは刻々と変わっていきます。例えば以下。
R側を1目盛多めになるようにテスト信号を流しておく。素早く入力レベルを絞ってピークが消えないうちにパッと撮影。ただし絞る際は、Lは3目盛、Rは2目盛分減るように絞らないといけません。そんな面倒なこと・・・。
ちなみに本US版カタログですと、こんな感じ。
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これは簡単。ピークは関係なし、Lをちょっと多めにテスト信号を流すだけ。大雑把なアメリカらしい。