カタログは1984年ですが、ご紹介するU-matic TYPE-5シリーズは1982年の発売です。
当初は民生用として発売、しかし高価なため企業でのみ普及し、やがて放送局にてニュース取材用として広まり、フィルムを置き換えていきました。後にベータやVHSが発売されましたが、これらはやはり家庭向けの性能であって、画質はU規格の方が上です。
オーディオ機器が見えますので拡大してみます・・・
PS-FL5に、TA-AX2、TC-FX7ですね。TA-AX2の位置がちょっとずれてます。
いや、ずれているのではなくてラックの側板が斜めだからですね・・・失礼しました。
電子編集機:VO-5850。ベータマックスならSLO-383でしょうか。
高級録画機:VO-5800。正逆スロー再生可能、JOGダイアル付き。いや、SHUTTLEでしたっけ・・・
JOGダイアルとSHUTTLEダイアル、角度変化で操作するのはどっちだったかな・・・忘れました。
しかしゴム足?の位置ですが、なぜ偏っているんでしょう・・・なにか理由があるはずですね。
続いて周辺機器群です。
CG-17という機器ですが、なんだかうす汚れているような・・・
これ、客先で運用中のものを撮影したのかな?
Type Ⅴになりラックマウントが可能になりました(それまでは上面操作)操作ではシャトルダイアルがついて±10倍速のサーチができます(JOGはできません)
VO-5800のコメントに正逆スロー再生と記されていますがVOシリーズは全ての機種でスロー再生はできません。できるのはBVU-820、BVU-870、BVU-920のDTヘッドがついた放送機器の機種で16Line TBCを外付け若しくは内蔵したものに限ります。BVT-800、BVT-810、BVT-1000、BVT-2000等
VO-5850はカタログにも書いてあるように電子編集機でVideo、Audio 1、2CH選択したインサート編集とアッセンブル編集ができます 編集制度はCTLを使うため±1フレーム
VO-5800と5600はいわゆるストレートレコーダー =ダビングのれこーだーとかTVのタイマーレックなどに利用されてました。
ゴム足が偏っているのはあの位置に縦骨が入っているためです。
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