XO-1001 1982年3月

投稿者: | 2021-11-02

タイマー付きデッキレシーバー、128,000円。
「世界初、バーコードリーダー方式」

TC-FX1010の従弟のようなやつが現れました。


後方にAppleII、もしや連動するのか?
そしてその上には・・・これはなんだ?PROFEELのKX-13HF1かな?この頃はまだKX-13HG1はなかったはず。それにHG1はダークグレーでしたね。

 


デッキレシーバーといえど、テープカウンタはお決まりの-22:30で撮影。

 


タイマーは曜日対応。バーコードは予約に使うものですね。
面白いのは、予約設定にテープ巻き戻しやミューティングという指定があって、就寝中に音量OFFでラジオ録音、朝にその録音を目覚ましとして再生できるという・・・

 


裏面です。高価なだけあって、結構なこだわりポイントがあります。
その1:時計がクォーツ&停電補償あり。

その2:テープのタイプセレクターは自動、かつマニュアル設定も可能。
それらしいキーが無いのでバーコードを使うのかな?

ちょっと脱線。
「検出孔のないMETALテープはTYPE2、フェリクロームはTYPE1にセットされますので・・・」と記述がありますが、そうですそうです、メタルテープの出始めの頃はクローム検出孔はあっても、メタル検出孔がないものがありました。個人営業の電器屋さんでちょっとホコリっぽいMETALLICを買って、家で開封したら孔無し。今なら「買い占めて置けばよかった」と思いがちですが、当時はそんな余裕もなく「古いやつ買っちゃったわ。テープが伸びてないかな」とがっかり。そんなもんですね。

その3:「プレーヤーとの連携プレイに威力を発揮するシンクロプレイ機能」

ああ、いつものRM-65を使用するやつだね、と思ったら、このXO-1001は通常の4PINリモート端子がなく、代わりにミニプラグのようなシンクロ端子がついてます。「RK-136使用」とあるので調べたら、これはステレオミニプラグ-ステレオミニプラグ。つまり、RM-65を購入しなくてもダイレクトにソニーのレコードプレーヤー、CDプレーヤーとシンクロできるんですね。。。超がつく特殊仕様です。

その4:REC OUTが3種類
・選択中のファンクションを出力。外部アンプ用とかかな。
・常に再生中テープの出力。ダビング用。
・チューナーの信号を常に出力。単体チューナーとして使用可能。

XO-1001、なかなか面白いやつです。

冒頭のAppleIIは何の関連もありませんでした。
ありがとうございました。

XO-1001 1982年3月」への2件のフィードバック

  1. 早乙女誠

    XO-1001現存しています。今は実家の物置になっているようです。実はソニーサービスステーションに修理に出した時にこの機種は国内でも100台も売れなかったとの事、サービスステーションでも初めて見たと言われました。結局当時のコンポをまとめたようなスペックで正に迷機でした。

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  2. 匿名

    80年代後半にPanaのビデオデッキの番組予約にバーコードスキャナーとバーコードシートを使用した機種がありましたね。

    返信

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