これは名機と言って良いでしょう。ベータマックスF11。
再生画の安定度はJ9からかなり増したとの話も多いです。
またまたセブンスター。
幅ピッタリ430mmの薄型コンポサイズ。
SESSION5との組み合わせ。懐かしいので拡大してみました。
ST-JX5、SEH-310、PT-77が省かれてます・・・
さらにアンプとカセットデッキは電源が入っていません。手抜きです(笑)。
SL-J9カタログでは20:35でしたが、これは20:36ですね、1分増えました。切り替えによりテープカウンタにもなります。
それはともかく、巻き戻し、早送りキーはもちろん、カセット取り出しキーもインジケータが点灯。さすが高級機です。
それにパネル上が整然としていて素晴らしい。
頭出し機能があるためか、再生ボタンにはGO TOと書かれています。
スイッチパネルを開けるとフタに付いているSONYロゴが見えなくなるので、パネル内にもSONYの印刷。
TC-FX7が再び登場。テープ残量表示LED、これもかっこいい。テープカウンタは今回も1:38:00。
裏面には14Pカメラ端子とチェンジャー端子。この頃はまだコントロール入出力がありません。
ソニーの機器は端子の説明が白抜き文字、かつ端子を白線でグループ化してあるので非常に見やすいです。
出た、F11 ‼️
持ってました。
独身貴族だった時代にボーナスをはたいて買いました。
確かサイモン&ガーファンクルのニューヨーク セントラルパークでの復活コンサートがテレビ放送されるのを知って、番組録画するために購入。
幸い私のF11は故障しませんでしたが、実は、サービスセンター泣かせだったとか。
内部構造イラストには描かれていませんが、一度キャビネットを開けると線材がのたうち回っていて、二度とふたが出来ないと言われていたそうです。
とは言え画期的な薄さ、デザインだったので、開発中は台車に乗せて社内を運搬する時も、風呂敷を被せて、廊下で行き交う他部署の社員にすら見えないように注意していたそうです。