なんと40ページもあります。気合の入ったカーステレオカタログ「メガコスモス」。
新製品:XK-F88D:99,800円。
「バッテリーミラー方式」を新採用。電圧を-12V~12Vの実質24Vにするという技術。原理はよくわかりません。
お待たせしました。遂にメガコスモスシリーズからチューナーが2機種発売です。
もちろんシンセサイザーチューナー。そして、2本のアンテナを接続して安定受信できるダイバーシティーシステム。
ルーフサイドにダブルアンテナ。かっこいいですね。
XT-F88の方はESシリーズのようなカッパータイトシャーシとHiFiパーツを使用しているようです。
機能面での違いはありません。
んー・・なかなか良いですね。高いほうのF88はなんだか文字やボタンが見づらいな~。F77のほうが好きです。
バッテリーミラー方式を採用したイコライザーが登場です。XE-F88D:34,800円。
そして・・・私的に今回一番の目玉商品なのはこちら。
一体型カーステレオのXR-61。
これですね、「トヨタ車にジャストフィット」とありまして、言い換えると「ソニー初のDIN規格モデル」だということなんです。
トヨタはいち早くDIN規格を採用していたということなのでしょうね。
ラジオチューニング+-をツマミで操作するのは先進的、LEDアレイによる周波数表示も素敵です。
シルバーの旧製品シリーズはディスコンのものが増えてきました。
メガコスモスシリーズを使用した取り付け例が増えてまいりました。
昭和56年のセリカ、昭和57年のコロナ・カローラ・スプリンターからDIN規格化されているようで、純正ラジオも1DINになっています。
ですのでメガコスモスを取り付ける場合、これらの車にはGM-173Tですべて対応できます。
※1つ前のカタログ:1983年6月版を見ますと、GM-173Tを最も早く適用しているのはクレスタS55/4~でした。
2DIN車の場合、GM-282Tを使用すると、ソニーのサイズ1+サイズ2の2台を収納できるようです。
ソニーのデッキサイズの高さは140x44mm。一方、1DINは180x50mmですから十分納まります。
トヨタ・クラウンについては専用の配線に変更されたからでしょうか、キットの対応はS58/8のモデルで終了しており、それ以降は対応がありません。