持ち運びできるMEDIAシリーズ。これはカーオーディオ用コンポーネントを電源付きケースに収めて1セットにしたものです。
デッキ、チューナー、イコライザーは単体コンポと同等のものを使用していますが、個々の型番は印刷されていません。
大きくは以下の2タイプに分けられ、それぞれにグレードが存在します。
・デッキ+チューナータイプ
・デッキ+イコライザータイプ
アナログな出力メーター(兼バッテリーレベル)がかっこいいです。
さて、コンポーネント群ですが、興味深いのはこの頃はまだDINサイズではないという点です。
幅は、現在のDINの180mmに対し140mm。
高さですが、デッキなどの44mmのものをサイズ1と呼び、チューナー、イコライザー、アンプの35mmのものをサイズ2と呼んでいます。
トップバッターはアンプ内蔵ワンボディタイプのGDシリーズ。
ブラックボティのGD-55:31,400円。20W+20W、チューナー無し。
基本は2スピーカですが、4スピーカーも対応。オートリバースは無く、再生&早送りのみのシンプル操作。
テープ終わりで自動でEJECTするようです。面白いですね。
既設のラジオと連動できる電源自動切換端子付き。
他はシルバーモデル
GD-R41:36,800円。6W+6W、オートリバース、チューナー無し
GF-40:34,800円。6W+6W、リバーズなし、FMチューナー内蔵
GD-40:21,800円。6W+6W、リバーズなし、チューナー無し
AMは純正ラジオで聞いてください、という時代ですね。
ここからは本格派シリーズ。デッキは3モデル構成、全機種リバーズに対応
XK-25:52,800円。DUAL HEAD、DOLBY-NR、TYPEII切り替え
XK-23:46,800円。DOLBY-NR、TYPEII切り替え
XK-21:39,800円。TYPEII切り替え
XK-M11:40,800円。アンプ内蔵、DOLBY-NR
結構高額ですね。。。
イコライザーは1機種、XE-9:19,800円。斜めのスライダーがかっこいい!こんなのつけてたら「おぉーっ」てなりますね。
チューナーは4機種。やはりシンセサイザーチューナーが良いですね、59,800円。高い!
XT-11は時計を内蔵。
こちらはアンプ群。XM-1については70W+70Wの大パワー。59,800円。
ボックス型スピーカー。デザインが時代を感じさせます。まだラウンドデザインが流行る前です。
AN-41:トランクエッジ取り付け型FM/AMアンテナ。これはかっこ良い。取り外し可能。
AC/DCコンバーター:AC-150を使用するとカーコンポを自宅で使用できるようになります。