コンパクトディスクプレーヤー 1985年2月

投稿者: | 2021-11-02


意外にもこれまで無かった、CDプレーヤーの総合カタログです。そうです、考えてみればすべてが単品カタログでした。


初のセパレートタイプが登場して、CDプレーヤーの絶頂期の到来。

 


新時代のリファレンス機、CDP-502ES。中身も外観も最高です。

 


デジタル出力を装備してD/Aコンバーターと組めるCDP-552ESDが新発売。502ESから30,000UPの180,000円です。
ついついやってしまういつもの比較。502ESと比べます。

・デジタルアウト(S/P DIF)を装備。S/PとはSony-Philipsの意味だそうです。
・大型インシュレーターを付属
・ヘッドホン端子を省略

デザイン面では、
・ディスクトレイのメッキ加飾が上端から下端へ
・LINEAR TRACKINGの表記を削除
・DIGITAL OUTPUTの表記を追加
・20キーボタンの色がダークグレーから黒へ

というところでしょうか。
ちなみにリモコンは同一品です。


そして、D/AコンバーターのDAS-702ES、200,000円です。こちらは700番台を使用してきましたね。20万を超えたら7、という感じでしょうか。
CDプレーヤーももちろんですが、D/Aコンバーターというものはこのときが初めてだったので、入力信号に応じてサンプリング周波数が自動切り替え(32K,44,1K,48K)とかよくわからなくて、当時は不思議な印象を受けました。今後もBSやDATにも対応できると記述がありますね。

 


単品カタログでご紹介しましたCDP-30ですが、やはりリモコンや外部リモートには対応していないようです。

 


BOSEとセットになったD-50。こういうのを見ると・・・BOSEが欲しくなります。

そして待望の車載型CDプレーヤーが登場。CDX-5、CDX-R7。
車の場合、暑かったり寒かったりが極端ですから開発もきっと大変だったでしょう。

 


初代機、CDP-101がひっそりと消滅しました。ご苦労様でした。
他にはCDP-111、CDP-11S、CDP-5000Sも消滅ということになります。

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