TC-K555ESXがマイナーチェンジしました。TC-K555ESR。価格は変わらず、105,000円。
今回の主な変更点は、スーパーバイアスですね。
外観面では、
・カセットデッキ初のサイドウッド
・金メッキヘッドホン端子
・メッキ装飾?の足まわり
・カセットホルダー部の意匠変更
です。TC-K333ESRも同様ですね。
TC-K600:59,800円。以前に存在したTC-K444のような位置づけです。
これ、意外と高性能、かつ渋くて好きです。
・LC-OFC巻線レーザーアモルファス3HEAD
・スーパーバイアス
・ドルビーHX PRO
・16セグメントのK555ESXよりも多い、24セグメントレベルメーター
さすがにダイレクトドライブは搭載していませんが(0.05%WRMS)、オーソドックスなレイアウト、CDP-557ESDや後のCDP-X7ESDと調和のとれるデザイン、高級感のある各種スイッチ・ボリュームノブなど、魅力満載です。
右ページはオートリバースモデルです。
TC-R303、TC-R502が早々にモデルチェンジされました。
TC-RX80:69,800円。
ご覧の通り、5バンドスペアナを装備。そしてTC-K501ESで採用された半自動RECキャリブレーションを採用。
廉価版としてTC-RX51:39,800円もあります。
ダブル録再機の最高峰、TC-WR950が機能の整理&リフレッシュされてTC-WR900として登場。79,800円。RMSや12キーが削除され、安くなりました。
一方、弟機のTC-WR800です。録音はBデッキのみ、ツインドルビーやダビングボリュームなどを省略して54,800円。
リバティ用デッキにもなんとサイドウッド装着機が登場。TC-V7000とTC-V9000です。これは初めて知りました。
初代DATのDTC-1000ESに続き、DTC-500ESと、リバティ用のDTC-M100の2機種が登場。これらもサイドウッド付きです。DTC-500ESはCDP-557ESDと調和のとれるパネルデザイン。
そして、久々にカセットデッキカタログにTC-D5Mが登場。DAT版デンスケ:TCD-D10も。
K777シリーズがついに終了。新時代カセットデッキの基本デザインを築き、その後もフラッグシップとして君臨し続けた777の長い歴史に幕を閉じました。TC-K333ESも消滅しました。