SL-J9 1980年7月

投稿者: | 2021-11-02


フラッグシップモデル、SL-J9です。298,000円!

 


右ページにはベータマックスの歴史が記述されています。過去の機種の発売年も載っていますので参考にしてください。

 


中身がぎっしり詰まっているのでしょう、しかし外観は近代的なデザインです。
一番のお気に入りは、横一直線に設置された動作インジケータ窓です。録再モード、動作状態、音多受信状態が黒い窓にいろんな色のLEDで表示されるのがかっこよくてたまりませんでした・・・「結露」とかも出ますよ。

当時のビデオデッキに標準装備だった「カメラ端子」が右下に見えます。映像&音声信号はもちろん、各種操作信号、ビューファインダーへの返し用映像なども伝送するマルチ端子です。

その他すべての入力端子、ボタン、インジケータについて説明が書かれています。

 


タッチ式電子チューナーのおかげで複数チャンネルの留守録が可能になりました。メカ式チャンネルでは動的に変えられませんからね。チャンネル番号は側面から台枠を取り出して、ラベルを変更出来ますよ。

 


スピードコントロール、素敵です。スロー再生を店頭で操作しまくっていました・・・

 


RM-78。リモコンとは呼びません、コントロールマスターです。押しボタンにまでメッキがしてあります。ヘッドホン端子を2つ装備。デザインが上手いと思います。
なんとワイヤレスタイプのリモコンも近日発売。見たことないですね。。。

 


タイマーも進化。

 


つなぎ撮りがきれいにできる「TP(TimingPhase)回路」。当時の私は間違って「タイミングポーズ」と呼んでいました。

「電子テレビ・ビデオ切り替え付き」。これってビデオ入力の無いテレビで1CH、2CHを使って見てる場合に、テレビへのRF信号をアンテナスルーか、ビデオのRFかを自動で切り替えてくれるのですけど、ビデオ入力を使用している人には不要な機能。再生をするたびに切り替わってテレビが「ザーっ」ってなります。でもまだこの頃はプロフィールなんぞ持っている人は少なかったでしょうね。

 


かっこいいカラービデオカメラが登場しています。HVC-80。水平解像度は300本。ちょっと少ない?

 


初代プロフィールに4インチテレビのESSEN。懐かしいです。

 

SL-J9 1980年7月」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    初めまして 懐かしく拝見しました
    80年代半ば頃までのテレビ、ビデオ、ラジカセなど所有していたソニー製品の取り扱い説明書は上質な光沢紙を使った
    フルカラー印刷の豪華な冊子でしたね
    説明書、カタログともに廃棄してしまったのを後悔中
    我が家初のビデオJ7のカタログどなたかお持ちではありませんか
    ベータといえばSL-J7購入→数か月後Sl-J9発表
    ベータプロHF-900MKⅡ購入→数か月後Sl-HF3000発表のほろ苦い思い出

    返信
    1. ソニー坊や 投稿作成者

      モデルチェンジ情報にこころがグサッとくるのはもう宿命ですね・・・F11からHF77へのモデルチェンジの時が一番差があったのかなと思います。やはりベータハイファイは大きいです。なので匿名さんは全然大丈夫!

      返信

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