SL-F1 / HVC-F1 / TT-F1 1981年7月

投稿者: | 2021-11-02


出ました!新ポータブルデッキ、F1です。

 


SL-3100から大幅に洗練されました。最高のデザインでしょう。大きさもA4サイズ。
操作スイッチも非常に使いやすそうな配置です。
また、さまざまなソニー初の装備を持っていますのでご紹介します。

・正逆両方のスロー再生:これをソニーではスイングサーチと呼んでいます。
・デジタル式リニアカウンター:民生機では初でしょう。面白いのは、まだ秒単位ではなく10秒単位なんです。ライト照明付き。
・レックレビュー機能:HVC-F1との組み合わせで使用できます。カメラ側のボタンを押すと、2秒間逆再生、そして2秒間再生して元の位置でポーズ、EE状態に戻るので、電子ビューファインダーを覗いたままでワンタッチで録画確認できて非常に便利です。もしかしたらスイングサーチを搭載したのはこのレックレビュー機能を実現するためかもしれませんね。

そして、組み合わせられるチューナーユニットはTT-F1。これも大幅に進化しています。
・電子チューナー:チャンネル合わせはJ9までのような調整ダイヤルではなく、バンド選択とチューニング+-キーで設定。
・ワイヤレスリモコン対応:受光部を内蔵、別売RMT-F1によりSL-F1とTT-F1をフル操作することが可能です。

音声多重ではないことを除けば、ポータブル機でありながらフラッグシップ機のJ9を超えてしまっているのがすごいです。。。

 


新規格バッテリーパックのNP-1。これも初登場です。

 

SL-F1 / HVC-F1 / TT-F1 1981年7月」への1件のフィードバック

  1. にんにき

    使ってました。当時ポストプロで仕事をしており、デッキ部の軽さに感動しました。
    ただ、新Uローディングが、枯れていない事と、用途がハンディでの持ち出しでの使用(結局荒っぽく使う)で、テープを巻込みワカメ事故が多発し、速攻でお蔵になった機材でした。デッキ部は軽いのですが、カメラは結局池上を使うので、売機能のレビューも使えませんし
    困った機材でした。
    何よりストラップ外れての落下事故が

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