スタジオラボ 1982年8月

投稿者: | 2021-11-02


これだけ揃えるのは個人では・・・楽器屋さん、スタジオやさん向けですよね。

 


一番のメイン、MU-D11です。

スタジオラボ 1982年8月」への3件のフィードバック

  1. 大石良雄 おおいしよしたか 本名

    拝啓 よろしくお願いいたします。
    この製品は大変良く覚えております。この数年前位から「個人のプライベート録音スタジオがちょっとしたブーム?」であり、クラリオン=ダビングX 山水=カセット6chMTR等普段縁の無いメーカーまで乗り出して来ました。当然ビクター等もMTRこそ無かったですがかなり派手な大掛かりなミキシングアンプセットを発売(冨田勲先生をCM起用) していました。このブームの火付け役は間違い無く「ティアック=タスカムブランド」で、早くからこのプライベートスタジオ=PSに乗り出し徹底的な確たる地位を確立していました。
    ご承知と思われますが、日本のPSの先祖=パイオニアは「ディックミネ」で、自宅には立派なPSが作られており驚きました。この人は相当にメカにも詳しかったですね。更に「三橋達也=自宅に有栖川スタジオ建設」「藤岡琢也=自宅にミニスタジオ」「更に古いのが大瀧詠一=福生45/45スタジオ」「ミッキーカーティス=マラカイボスタジオ」等が著名でしたが、藤岡やミッキーのスタジオはタスカムが入っていた様です。この後1978年頃にはあの「野口五郎の有名なPS=ADMのカスタムコンソール、アンペックス16chMTR等」が著名でしたし更には「神谷重徳=タスカムM15&MCI24chMTR他」が有名でした。上記のSONYスタジオラボセットは、当時それなりの話題にはなりましたが何と言ってもタスカムを駆逐するには力不足過ぎていました。一番の弱点は「サウンドプロセッサーMU-X22」で、当時憧れのコンピューターコンソールの猿真似を狙い、事前メモリーで(本当に1曲で数か所のみ) フェーダーが「スルっ」と動くのですが、何分急すぎて音楽的では無かったと評判は悪かった、、、更にデッキMU-D11もせいぜい重ねても5重奏では当時としても少なすぎた=当時タスカムでは既に「カセットMTRが人気が在り、更にティアックから独立した安部がフォステクスに移り、驚異的な価格で8chMTRをこしらえて、全世界が驚嘆した」瞬間でした。おそらくはSONYの狙いはタスカムの駆逐などは考えも及ばず、極一般的な初心者を取り込もうとした程度と推測されます。この当時のオーディオカタログには「聴くだけじゃ無いっ 創るオーディオ云々」等と散々書かれていた処を見ますと、ぼちぼちHGオーディオにも陰りが出てきた事も関係あったかもしれませんね。
    なおその後SONYは例のアメリカ名門MCIを買収(ほとんど何もしなかったが、推測するにMCIの持つ特許やノウハウが欲しかっただけと推測されます) ごく一部のスタジオコンソールや別紙のエフェクター「MU-R201や各種非常にユニークなエフェクター」を発売するのですが、どうしても跡が続かず、当時はは既に「ヤマハ、アカイ」等がタスカムを駆逐すべくしのぎを削って猛烈なHG-PS機器を発売していましたから。現在ではプロツールズはじめDTM全盛ながら、ヤマハやタスカム、ローランド、コルグ等は健闘を続け、世界に無くてはならぬ徹底的な存在として確たる地位を確定しています。SONYの影は現在全く無いのが、残念と言えば残念ですが。
    敬具

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  2. GON-HK

    確かに本製品は中途半端な処は否めないかと。本腰入れてスタジオを・・・というにはスペック不足。
    かといって個人でというのにはハードルが高い。
    丁度この頃、ヤマハからDX7というデジタルシンセが出たこともあり、これとMTR(タスカムの
    PORTASTUDIOとか、文中のフォステクス・MULTITRACKERなど)とシーケンサー(これも同時期に
    認知されつつあったパソコンを用いたものとか、これまたヤマハのQX7とか)を用いての宅録が
    1980年代中頃ちょっとしたブームにはなってましたが、流石にここまでは踏み切れないですよ。
    (まあDTMが本格的に普及しだしたのはローランドが音源とシーケンシャルソフトのパッケージ
    「ミュージくん/ミュージ郎」を出した1988年以降になるのですが・・・)

    一方プロユースのほうでもデジタル化の流れが。ソニーだと1990年代のDPS-”7”シリーズからの
    エフェクターは手頃な価格(とはいっても10万円台でしたが、性能的にもCPも高かった)もあいまって、
    プロ/アマ問わず好評だったのですが、結局3世代で終了。本当にやる気あったのでしょうか?
    現在ソニーのプロオーディオ機器は実質マイクだけに。C-38B、F-115B、C-800/9Gぐらいしか。

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  3. 飯田

    muーd11 取説 の検索でたどり着きました。25歳の頃、ロックバンドをやっており、オリジナル曲の曲そうをメンバーに伝える為にピンポン録音してました。もう70歳を迎えようとしており、久々に引っ張り出しましたが取説がみあたりません。もし貸して頂けると有難いです。。
    >管理人です。どなたか取説をお持ちの方がいらっしゃいましたら管理人までご連絡くださいね。

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