遂にセラミック素材を採用。HF-PRO。白のカセットハーフが超かっこいい!
以下、GON-HKさんによる解説です。
自分が所有しているHF-PROを世代毎に並べてみました。
写真右上が第1世代(1984年発売・本カタログ品)、左上が第2世代(1986年発売)、
左下が第3世代(1988年発売)、右下が第4世代(1990年発売)です。
ちなみにHF-PROもHF-ES同様第4世代まで。1991年10月にES-Iに併合される形で消滅しています。
ところでHF-PROとHF-ESの違いってハーフだけじゃない?って思っている方、多いのでは?
確かに、第1,2世代は使用している磁性体はHF-ES同様シングル・クリスタル・ガンマと
謳っていますし、現にパッケージにもそのような記載があります。しかし第3,4世代は違います。
この写真をよく見ると第3世代のハーフにこのような印刷が・・・”Super Cobalt Crystal”。
そう、第3,4世代について使用している磁性体が異なっています。
スーパー・コバルト・クリスタルを新規採用。コバルト系は普通TYPE-II(HIGH・CrO₂)で
使われるのが多いのですが、TYPE-I(NORMAL)に合わせてチューニング。
高域MOLをHF-ESと比較して+1dB向上させています。
写真ありがとうございます
HF-Proの4世代中、性能的にはどちらが一番上位でしょうか
性能といっても、使用するカセットデッキ次第によるから、一概に「これっ!」とは云えないので。
ただ自分は第3世代のものは結構使っていた。