今回、カタログの掲載にあたって、調べてみました。
発売は1980年。前モデルはPCM-1600、後継機はPCM-1630。標本化周波数はNTSCカラービデオ信号に合わせた44.056KHzと、モノクロビデオ信号や後のコンパクトディスク規格に合わせた44.1KHzの両者に対応。1630にモデルチェンジするまではコンパクトディスクのマスター製作用標準機として活躍。
PCMのデジタル的な話や信頼性の話が綴られていますが、きっとアナログ部分の聴感的なチューニングもESPRITの様に入念に行なわれたのでしょう。そうでないと事実上の標準機にはなりえなかったと思います。